2015/09/24

世界は不在の中のひとつの小さな星ではないか? 



























































2015/JULY/12 @北九州芸術劇場小ホール
「 世界は不在の中のひとつの小さな星ではないか? 」
演出/振付/出演 東野祥子
音楽/演出 カジワラトシオ
美術 OLEO
照明 筆谷亮也
ダンサー 山本泰輔、ケンジルビエン、吉川千恵、ほかWSメンバー

地域創造ダンス活性化事業

ここには、おおくの異質で潜勢的な矛盾しあう諸関係が存在する。

わたしたちが、顔貌性の特徴、風景性の特徴、身体性の特徴と呼ぶものの中で、なにが機能しているのだろう。

なにが、ある視線、ある物、ある街路、ある記憶といったものの神秘を作り出しているのだろう。

どんな種類の逃走線が、信じがたい出会いが可能であるという印象をわたしにあたえるのだろう?

世界は不在の中のひとつの小さな星ではないか?

世界は所在なげにたたずんでいる
まるで自らを恥じているとでもいうように

各々の境界線を踏み越えて行く。
いままで知らなかった境地に足を踏み入れて行く。

そこには自分がいる。
確実にいる。